最終日

おはようございます。今朝は5時にロビーに集合して移動しております。帰国の日です。

昨夜のお酒が残っているままの人たちもおります。僕もそのひとりです。

昨日は1日観光の日を作ってくださっておりました。とっても楽しかったですよ。

朝食を済ませた一行は楠渓江(河)の上流へバスで移動。

楠渓江(河)に到着後、舴艋舟(中国伝統の小舟。よく湯飲みなどに描かれている例のやつです。)での川下り体験。僕、これ乗ってみたかったんです。僕はよく頭の中に、月夜を下る小舟のどうしようもない切ない景色が浮かびます。その浮かぶ舟がこれです。テレビか何かで見て覚えていたんでしょうね。

麦わら帽子をかぶる物言わぬ船頭さんがエンヤコラと漕ぐ舟は異国の情緒がたっぷりで、ゆっくりと中国4千年の歴史を語る風景を進んでいきます。竹の器で出された中国茶とお豆をいただくという約1時間の遊覧コースです。←もちろんゴミだらけで汚い器でしたのでいっさい口にはしませんでした。演出は素敵なんですよ。器も情緒あるし。でも、どこか詰めが甘くて残念です。それが中国ですね。今回勉強になりました。

川下り体験後、食事。観光用に用意された食事処ではなく、現地の人たちが利用する中国の田舎料理をいただける中華料理店で食事を楽しみました。コップやレンゲがラップに包まれておりましたが、外してみると汚れているということも経験できました。僕の大好きなひまわりの種、久しぶりに食べれました。日本にも売ってますが、殻が取られてるんです。僕が欲しいのはこの殻付きです。どこかで売っていたら教えてください。

食事後、永嘉書院というこれぞ“水墨画に描かれる中国”という風景の広がる広い文化公園を散策しました。

バスで楠渓江(河)の下流まで移動し、ホテルに到着。食事会となりました。

最終日ともあり、ハグ様より企画をご用意していただいており、くじ引きで「ファブリック ネッカチーフ兼めがね拭き」が当たりました。←宣伝やん。

 

私はこの日、実はやらかしてしまいました事があります。

朝食に向かう前、所長に内線をしようと電話を使いましたところ、ルーム番号の前に「8」をつけるのを忘れてしまいまして、公安に掛かってしまいました。英語で誤り解決したと思ったのですが、すぐに公安から「ヘルプが必要か?」と聞かれ、「ノー。サンキュー。」と答えましたが、そのあとすぐにハグの社員兼通訳コウ様から電話が。「原田さん、ホテルの下に警察が来てしまいましたぁ。」「えぇ!!??」「昨夜、繁華街に出ましたよね?何かやらかしましたか?捕まりますか?(笑)」「違う、違う!電話を間違えたんです。」「知ってます。こちらで処理しておきます。」←ホッ。冗談交えたやん!でも頼りになるわぁ。コウ様ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございませんでした。

このコウ様、どこへ移動する時も小沢社長の横にビシッとついているのですが、柔道で中国で3位に入った経歴の持ち主。観光の時はサングラスを掛けているので、SP感が半端ない(笑)そのことを言ったら、参加されている方たちも皆さん同意見でした(笑)

 

最後にはなりますが、このように、ツアーを組んで商社・小売店様を招待するツアーを行うことで、ハグ様が提携する工場にも自社の信頼度をアピールできる、商社・小売店様にも、安心してご販売いただける、両方良い関係性が築かれる。ヒット商品が生み出せない業界の中で、ヒット商品を生む会社様には、すべてが計算されたやり方、ツアー会社なしで社員たちが行える強さ(貿易が上手いが故の延長)、戦略のひとつとして見習うべきだと感じました。

 

この日は移動のみの日となりました。ホテルを出発し、温州空港から上海空港。上海空港から関西空港へ帰国して参りました。ハグ・オザワ様(社長様にも)に御礼を述べ、帰宅いたしました。関西組は空港での滞在時間が非常にタイトで、お土産を選ぶ時間がありませんでした。本当にバタバタした中で商品を選びましたので、人数分行き渡らない可能性があります。申し訳ございません。何卒ご了承ください。

この度はこのような貴重な体験をさせていただきまして誠に有難うございました。

 

 

RYO_JI